岩田康誠騎手「凄い脚を使ってくれた」
12日、中山競馬場で行われた第69回皐月賞(GI)の関係者コメントは以下の通り。
1着アンライバルド(岩田康誠騎手)
馬の状態が良く、折り合いもついた。いい切れ味だった。展開も向いたね。ゴーサインで凄い脚を使ってくれた。ライバルより自分の馬を信じて乗ったのが良かったね。落ち着いていて冷静だったし、今は特に課題もない。無事に走ってくれれば。
(友道康夫師)
スプリングSの時より落ち着いていたし、予想通りのレースぶり。これで他に勝つ馬がいたら仕方ないと思って送り出した。上がっていく時の脚は凄かったね。学習能力の高い馬。距離が延びるダービーもチャンスがありそう。楽しみです。
2着トライアンフマーチ(武幸四郎騎手)
体調が良かったし、いろいろ教えてきたことが今回に生きた。勝てばベストだったが勝ち馬は強かったね。
3着セイウンワンダー(内田博幸騎手)
勝ち馬と一緒に上がっていきたかったが離されてしまった。最後は伸びているんだけどね。スタートでヨレてしまったのも痛かった。もう少し前で競馬したかったから。距離はまったく問題ない。内容は濃かった。
4着シェーンヴァルト(北村友一騎手)
引っ掛かってしまった。馬の後ろに入れてからは少しずつ落ち着いたのだが。テンションも相変わらず高い。もう少し落ち着いてくれれば、もっといい結果につながるはず。
5着ベストメンバー(四位洋文騎手)
スタートも決まったし、まずまずの競馬だったのでは。4着は欲しかったんだけどね。
13着リーチザクラウン(武豊騎手)
掛かってしまった。描いていたうちの最悪の展開になってしまった。単騎逃げなら折り合いもつくんだが。
14着ロジユニヴァース(横山典弘騎手)
どうしたのかな、分からない。いつでもゴーサインを出せる位置で、馬なりで上がっていかなければいけないのに、モタモタしていた。こんなに負ける馬ではないんだけど。鍛え直してダービーだ。