河野表示不服, 會上訴
調教師免許取り消しの河野氏が反論！暴力団と認識なかった
デイリースポーツ 9月28日(水)9時2分配信
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| 会見する河野通文元調教師＝美浦トレセン（撮影・三好信也） |
暴力団関係者との関与が認定され、２６日にＪＲＡの調教師免許を取り消された河野通文氏（６１）が２７日午後、美浦トレセンの広報会館で反論会見を開いた。
【写真】調教師免許取り消しの河野氏反論会見
１０年７月に指定暴力団山口組系所属のＩ氏から１０００万円の借り入れ申し込みを受けた河野氏が、全額を即日渡した。この点について、ＪＲＡは２６日の緊急会見で「Ｉ氏が暴力団関係者であるとの認識を持ったにもかかわらず、交際を途絶しなかった」などと、免許取消の理由を発表した。これに河野氏は反論。Ｉ氏と会ったのは２回、電話で話をしたのが３回だけで、暴力団関係者との認識はなかったと話す。
「（Ｉ氏とは）会食の際に、４０億のお金を動かしている実業家だと紹介された。容姿や口調、態度から暴力団関係者だとは全く思わなかった」。ＪＲＡによる４回の聴聞の際も、一貫して認識していなかったことを主張したという。「どこで長いつき合いだとＪＲＡが断定したのか、根拠が理解できない」と語った。
今後について「免許取消を不服とする訴訟を起こせる権利があるということなので、準備をしていく。名誉にかけて、司法の場で白黒をはっきりさせたい」と語り、問題が長期化する可能性もある。また厩舎スタッフには２７日朝に経緯を説明。「馬にも従業員にも心の底から申し訳ないと思っている」と謝罪した。
