玩完 :ppp:
関口氏破産?フサイチセブンなど差し押さえ
デイリースポーツ - 2010/3/14 9:26 05年12月11日、フェラーリ軍団を連ねて中山競馬場に到着した関口房朗氏だったが…
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名物馬主として知られる関口房朗氏(74)の所有馬が東京地裁に差し押さえられていたことが13日までに明らかになった。
関口氏は自身が所有する人材派遣会社の株を08年に約13億円で投資組合に売却。その後も別の会社の人材派遣業を支援し、売却時に交わした競合禁止義務に違反したとして、投資組合から違約金の支払いを求める訴訟を起こされ、1月25日の裁判で5億円の支払いを命じる判決を受けていた。
所有馬が差し押さえられたのは12日。その中には10日のダイオライト記念で重賞初Vを決めたフサイチセブン、04年セレクトセールで当時の国内最高価格4億9000万円で落札されたザサンデーフサイチも含まれている。差し押さえられた馬のレース出走は禁止されており、今後は競売などで所有権がほかの馬主に移る可能性が高い。
2頭を管理する松田国英調教師(栗東)は「関口さんに戻るかもしれないし、新しいオーナーになるのかもしれない。どういう形で落ち着くのか、状況を見守るしかない。馬にとって、いいように向かうことを願うだけです」と困惑していた。
関口氏は史上初の日米ダービーオーナーになるなど、全盛期には数十頭の馬を所有。その派手な身なり、言動から、度々、メディアで取りあげられ“ミスター大盤振る舞い”とも呼ばれていた。しかし07年参院選での落選を契機に資金繰りが悪化。六本木ヒルズの自宅を手放し、所有馬も現在は前記2頭を含む4頭しかいなかった。所有馬の差し押さえで資格を失うことはないが、事実上、馬主としては廃業となる関口氏。フサイチセブンの売却先を含め、その動向が注目される。